「次はどのワクチンを打てばいいの?」「同時に受けても大丈夫?」など、予防接種に関する疑問や不安を持つ保護者の方は多くいらっしゃいます。予防接種は、ワクチンを接種することで、体の中にその病気に対する抵抗力(免疫)をあらかじめ作っておくために行います。子どもがかかると重症化しやすい感染症の多くは、決められた時期にワクチンを接種することで、発症や重症化を防ぐ効果が期待されています。
日本の予防接種制度はこの十数年で大きく変化し、生後2か月から接種できるワクチンも増えました。肺炎球菌、五種混合、ロタウイルス、B型肝炎などのワクチンが定期接種として導入され、髄膜炎や肺炎、中耳炎などの子どもの重い感染症は大きく減少しています。また、百日咳やロタウイルス胃腸炎による入院も減少し、B型肝炎ワクチンによって、将来の肝臓がんのリスクも下がることがわかっています。
さらに、多くの人が適切な時期にワクチンを接種することで、感染症が家庭や地域社会で広がりにくくなる効果も期待されます。これは、まだワクチンを接種できない月齢の赤ちゃんや、医学的な理由などで接種が難しい方を間接的に守ることにもつながります。
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